ナスドリームズは、熊本県を中心に九州一円を拠点とし、経営支援を通して地域活性化を行うコンサルティング事務所です。

経営ビジョン策定支援

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ビジョンと経営計画の策定

経営ビジョン、経営計画の策定プロセス

経営理念と経営ビジョンを明確化した上で、経営戦略策定、中期経営計画立案までのプロセス(行程)は下記のとおりです。
経営ビジョンを明確化した現状分析を行うのは、現状を把握し、経営ビジョンとのギャップ(差異)を認識するためです。

経営ビジョン

経営ビジョン、経営計画とは

経営ビジョンは、将来の自社のあるべき姿・ありたい姿を表現したものです。
ビジョンなくして戦略も生まれません。
ビジョンを実現するために、戦略的な発想をベースにして明確な道筋にしたものが経営計画です。

(1)経営ビジョン

経営ビジョンは経営者から見ると、比較的長期の将来(5年後・10 年後)における自社の目指すべき将来の企業像です。将来の目指すべき売上高、経常利益率等も含まれます。
従業員から見ると経営ビジョンは会社の目指すべき方向性や将来の会社の有り様であり到達すべき目標です。

(2)経営計画の意味

経営計画は事業を振り返り今後の一定期間における事業を見通し経営ビジョンを達成するための道筋を明確にするものです。航海における『羅針盤』と同じ役割を果たします。
、経営ビジョンと現状とのギャップを埋める手段、経営ビジョン実現の手段を戦略といいます。

  • なぜ(Why)
  • いつまでに(When)
  • 何を(What)
  • 誰が(Who)
  • どこで(Where)
  • どのように(How)
  • いくらで(How Much)
  • どのくらい(How Many)

といった5W3Hの観点で、具体的な内容にし、整理したものが計画である。

(3)経営理念、経営ビジョン、経営計画の関係

経営理念、経営ビジョン、経営計画の関係を図解すると下記のようになります。

経営ビジョン
企業の価値観を示し、経営の根幹ともいえる経営理念を踏まえて、ある一定時期における経営ビジョンは明確化されます。つまり、経営理念は不変であるのに対して、経営ビジョンは時間軸では変化するものです。

 (4)経営ビジョン、経営計画の期待効果

①経営ビジョンの期待効果

1)従業員とビジョンを共有化し事業推進力の向上と一体感の醸成を図ることができます。

2)社内に活力が出てます。

3)夢の共有化ができます。

こうした経営ビジョンの効果を一言で言い表すとすれば「夢の共有化」です。
経営ビジョンは、定性的(質的)側面と定量的(数値的)では、定性的(質的)側面の方に重点を置くことが望ましいと言えます。

 ②経営計画の期待効果

1)経営力のアップ

経営計画は、計画策定をすれば終わりではありません。その後の実行、実行後の検証、検証後の改善が伴っていなければ、経営目標は達成することはできません。
こうした計画(Plan~実行(Do)~検証(Check)~改善策立案(Action)を、サイクルとして継続的に実行することにより、より効果的な目標達成が可能となります。このようなサイクルをマネジメント・サイクルと言います。また、頭文字をとってP・D・C・Aサイクルとも言われています。
マネジメント・サイクルを意識して回し続けると、企業の経営力は確実にアップして行きます。

2)従業員の自覚の促進

明文化した経営計画があれば、従業員は会社の目標と到達のための道筋が見えます。個々の従業員自身が担っています。期待が自覚できると、期待に応えるための推進力が生まれます。

3)対外的な信用力の向上

経営計画を明確にすることにより、対外的な利害関係者に対して信用力が高まります。


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