「企業ドック」会社の健康診断で、経営状態をチェック!
中小企業の様々な経営課題に対し、経営悪化を未然に防ぎます。
現状の経営環境等を正しく認識し、将来に向けた有効な対策や戦略策定について見直してみませんか。
中小企業診断士=ビジネスドクター
経営者へ従業員とのインタビューや、財務数値、店舗や工場、経営現場の状況確認をベースにその企業の問題点を発見し、改善のための方法や、より成長するための方法について考えます。
ビジネスをよりよいもの(健康な状態)に作り上げる。また、よりよい状態に治すといビジネスドクターの視点を持っています。
調子が悪かったり、もう一歩飛躍をしなくてはいけない時には、より全体を見渡す視点で経営手法を直したり、変えたりすることが必要です。
企業診断項目でチェック!
企業診断サンプル(一例ピックアップ)
企業診断 チェック項目(サンプル)
(1)経営全般
- 自社の強みと弱み(商品やサービスの価格や機能、アフターフォローなど)はよく理解できている。
- 同業者や地域のネットワークに参加し、必要な情報入手ができている。
- 必要な情報は適時に入手し意思決定ができている。
- 会議体、意思決定機関を設け、組織的に意思決定ができている。
- 経営者のビジョンを社員に共有できている。
(2)組織
- 会議などでは社員から活発な意見がでている。
- 人事評価は従業員が納得し公平性を得られている。
- 従業員の能力開発を計画的に行われている。
- 成果を出せば評価に反映できている。
- 社員に対する教育、研修は時間をかけてしっかりできている。
(3)顧客・販売管理
- 顧客データベースを作って更新されている。
- お客様からの自社製商品(サービス)に関する声を聞き共有できている。
- 得意先別・商製品別・担当者別の売上高は把握できている。
- 売上代金の入金遅れの金額は得意先別にその金額と原因を把握できている。
- 顧客ごとの採算は把握できている。
(4)在庫管理
- 在庫は受払記録をつけている。
- 商製品を大量に仕入れ(作り)すぎて、不良在庫を発生させることがある。
- 売れ筋の商製品が足りなくなり販売機会を逸してしまうことがある。
(5)生産管理
- 生産管理の精度が低いため、納期を守れないことがある。
- 熟練の社員が少なくなり、品質が落ちている。
- 外注管理を上手くできている。
(6)業績報告
- 会議で解決すべき課題議論され報告されている。
- 会議では前月の課題の履行状況が報告されている。
- 前年、前月に利益(損失)が出ている場合その理由が明確化されている。
- 3年間の中期利益計画、予算は毎年策定されている。
- 事業部ごとに損益分岐点の分析資料が策定されている。
(7)会計
- 勘定科目、補助科目は会社の実状に合って適切に設定されている。
- 入力データの承認は適切な責任者により迅速になされている。
- 原価計算は月次で行っている。
- 標準原価計算で計算された原価差異(差額)の分析は行っている。
- 製品ごとの実際原価は把握しており、月次推移も把握している。
(8)情報システム
- 会社の情報システムは現在の業務内容と業務量にマッチしている。
- 現在のシステムは融通性がなく、見たいデータを必要性に応じて共有できている。
- 従業員が各自PCで必要なデータを作成していることが多い。
- システム間の連携がなく、再入力が必要となっている。
- 過去に作ったデータ(提案書、設計書など)も蓄積し、役立たせている。